2019.09.30 お知らせ

手作りカレンダーで使われるネパールのロクタ紙(手漉き)とジュート紙とは?

ロクタとは?

手漉き(ロクタ)紙は、日本でいう和紙にとてもよく似た風合いの紙です。ネパールで自生される『ロクタ』という木の皮からつくられているのが大きな特徴です。ロクタは標高が約2000~4000mという高いところでしか育たない木で、ヒマラヤの国であるネパールでは特産品として扱われているようです。


太陽光で乾燥されることによって強度が増し、破れにくい紙となります。ちょっと引っ張ったぐらいでは破れないほどの強度は、ロクタ紙のひとつの魅力です。

引用:ティラキタ駱駝通信

手漉き紙のカレンダーは、そのようなロクタでつくられた手漉き紙に、ネパールの職人さんが一枚一枚手作りで手描きをして仕上げたハンドメイドの製品なのです。版画のように木版で印刷し、レイアウトが完成。

仕上げはペイントで、こちらも手作業で一つ一つ丁寧に彩色されます。すべて手作りの工程により、カラフルに仕上がった素朴で温かみのあるカレンダー、ぜひ一度お試しください。

2020年ロクタ紙カレンダーも販売中。

ジュートとは?

ジュートは黄麻(こうま)の種類でインド麻とも言います。成長した黄麻を刈り取り、外側の繊維を取り出し乾燥させたものがジュートの原料となります。ジュート紙は吸湿、放湿、通気性があり、形状も変わりにくく、熱にも強いので、とても優れた繊維として使われています。

環境に優しい繊維にプリントします。

ジュート紙のカレンダーは、折り機で布になったジュート布にプリントをしカレンダーが完成します。

また、ジュートは元々そのまま植物で、燃やしても有害物質が出ません。そのまま地面に埋めても土に返るので、生産時点から消費者に亘り、地球にとてもやさしい原料として注目されています。

2020年ジュート紙カレンダーも販売中。


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